GEMFOREX
GEMFOREXは2023年5月27日に「M&Aによる事業継承の協議開始」が発表された後、5月31日に一時的にサービス停止となりました。事業譲渡が予定通り8月1日で進めば、それ以降に事業継承金額を使って出金遅延分の全対応を完了させて取引再開するとのことです。順調にいけばいいのですが・・・
サービス停止中の週1回の定額出金や月末に年利5%の遅延損害金、今後の取引、出金遅延の詳細に関しては下記をご覧ください。
GEMFOREX(ゲムフォレックス)がセーシェル金融庁ライセンス(SD116)をGEMFOREXグローバルというWEBサイト運営の為に取得していることがサイトリニューアル(2022年12月1日)で明らかになり、GEMFOREXの本社もセントビンセント及びグレナディーン諸島に移っており、運営会社名も変更されていました。
ちょうどBitterzの受け入れともタイミングが重なりますが、これによってGEMFOREXのサービスがどのように変わるのでしょうか?また、GEMFOREXはモーリシャス金融ライセンス(GB21026537)を2021年8月から取得していますが、それはどのような位置付けになるのでしょうか?コンタクトセンターへも問い合わせていろいろ確認してみました。
GEMFOREXがセーシェル金融ライセンス(SD116)&セントビンセント及びグレナディーン諸島金融ライセンス(1335 LLC 2021)を取得!

公式サイトリニューアルで確認できる情報
まず、GEMFOREXが2022年12月1日にサイトリニューアルしてから公式サイト下部に下記のような文言が記載されるようになりました。
GEMFOREXは、セーシェル金融ライセンス(SD116)ならびにモーリシャス金融ライセンス(GB21026813)によって規制されているGem Group Holdings Ltdのブランドです。Gemtrade LLCは、セントビンセント及びグレナディーン諸島で登録(1335 LLC 2021)されています。
引用元:GEMFOREX公式サイト
モーリシャスは以前から取得してましたが、セーシェルの金融ライセンスをGEMFOREXが取得してるのは初耳ですね・・・以前XMが日本人ユーザーのサービスだけキプロス⇒セーシェルへ移管したことがありましたけど、まさかGEMFOREXも同様に移管するのでしょうか!?
また、「Gemtrade LLC」が新しい運営会社名で、「セントビンセント及びグレナディーン諸島」が新しい本社の場所なのでしょうか?GEMFOREXの会社概要を確認していきます。

やはり運営会社名が「Lindholm Capital Ltd」⇒「Gemtrade LLC」、本社が「モーリシャス」⇒「セントビンセント及びグレナディーン諸島(St.Vincent and the Grenadines)」へ変更されてますね。
そして、その下にはモーリシャスとセーシェルの金融ライセンス番号・種類の記載があります。

会社概要で確認できた内容を整理
ここまでで気になる点を以下整理します。
- GEMFOREXは3つの金融ライセンス(※)を取得している。
- モーリシャスの金融ライセンス番号が「GB21026537」⇒「GB21026813」へ変更になっている。なぜ?
- 「セントビンセント及びグレナディーン諸島」は今回買収したBitterzの本社と同じ。
- 本社・運営会社が変わったことで何かサービスが変わるのか?
セーシェルでライセンス取得したということは、XMみたいに全ユーザーがセーシェルへ移管するのか気になる中、モーリシャスでまだライセンス持っていて、かつライセンス番号も変わっているのが気になりますね。また、本社もBitterzと同じところですし、結局何かサービスが変わるのかこれだけの情報だとよくわからないのですよねw
GEMFOREXの3つの金融ライセンスの登録を各国金融庁サイトで確認!GEMFOREXグローバルとは?【2023年5月21日更新】

とりあえず3つの金融ライセンスの登録を各国の金融庁サイトで一つずつ確認していきます。
セントビンセント及びグレナディーン諸島(運営会社の本社)【2023年5月21日更新】
まずはセントビンセント及びグレナディーン諸島(St.Vincent and the Grenadines)の金融ライセンスの登録を確認してみました。

「Gemtrade LLC」の金融ライセンス番号が「1335 LLC 2021」ということで間違いなく登録されているようです。
セーシェル(GEMFOREXグローバル・海外ユーザー向け)
次に、セーシェル(Seychelles)の金融ライセンスは下記の通りですが、「GEMFOREX LIMITED」という会社のWEBサイトがGEMFOREXグローバル(gemforexglobal.com)ということになっています。

GEMFOREXグローバルのページを開くと英語で表示され、画面右上で選択できるのが4カ国語のみ(英語・簡体字中国語・繁体字中国語・韓国語)で、日本語ページはありません。

従来のGEMFOREX公式サイトは日本語含めて5カ国語対応ですが、今回のリニューアルで日本ユーザー向けと海外ユーザー向けでサイトを2つに分けたということでしょうか?
GEMFOREXグローバルのサイトを見ると入金100%ボーナスの情報がありますので、恐らく従来ジャックポットのみボーナス利用可能だった海外ユーザー向けにも、不定期の入金ボーナスキャンペーンを本格的に展開していく為にセーシェル金融ライセンスを取得したのではないでしょうか?(あくまで推測に過ぎませんが・・・)
ちょうどGEMFOREXのサイトリニューアル時のトラブルに関するお知らせにて、下記のように記載されています。
重要:サイトリニューアル時の誤表記につきまして
同時に、海外ユーザー(英中台韓)向けに新たにGEMFOREXグローバルとしてサービスがリリースされました。
その際、海外ユーザー(英中台韓)向けにアカウント移行に伴うご案内が日本ユーザー様にも一定時間表示されていた事が判明いたしました。
日本ユーザー様には一切関係のない内容でございます。
この度は、皆様にご不安、ご迷惑をおかけいたしまして誠に申し訳ございませんでした。
スタッフ一同心よりお詫びを申し上げます。
引用元:GEMFOREXからのお知らせ「重要:サイトリニューアル時の誤表記につきまして」
GEMFOREXグローバルが海外ユーザー向けに立ち上げたサイトであることは間違いなく、どうやら海外ユーザー(英中台韓)のみセーシェルへアカウント移行し、日本ユーザーは移行しないようです。
ということは、日本ユーザーは従来通りモーリシャスということになるのですが・・・しかし、モーリシャスの金融ライセンス番号が変更されており、本社がBitterzと同じ「セントビンセント及びグレナディーン諸島」に移って運営会社名も変わってますので、日本ユーザー向けのサービスも何か変わるのでは?と勘繰ってしまいますよねw
モーリシャス(日本ユーザー向け)
最後に、モーリシャス(Mauritius)の金融ライセンスが新会社「Gemtrade LLC」で登録があるのか調べてみましたが、残念ながら確認できませんでした。GEMやGEMFOREXで探しても見つからず、結局確認できたのは前の会社である「Lindholm Capital Ltd」のライセンスのみです。

今の運営会社は「Lindholm Capital Ltd」ではなく「Gemtrade LLC」で、しかもライセンス番号が変わっているはずのにこれはどういうことなのでしょうか?
とりあえず現時点で抱えている疑問点をコンタクトセンターへ質問してみました。

貴社のモーリシャス金融ライセンス番号についてはGB21026537⇒GB21026813へ変わっていたので、運営会社が変わったことによって取得し直したのかと思い、モーリシャス金融サービス委員会のサイトで検索してみたのですが、「Gemtrade LLC」「GEMFOREX」等の名前の登録は確認できませんでした。
「Lindholm Capital Ltd」に関してはまだ出てくるのですが、モーリシャス金融サービス委員会のサイトで登録が確認できるURLを具体的にご教示頂けますでしょうか?
(私の検索の仕方が悪いだけかもしれないので、大変お手数お掛け致しますが・・・)
【Lindholm Capital Ltdの検索結果】
https://www.fscmauritius.org/en/supervision/register-of-licensees/register-of-licensees-details?licence_no=GB21026537&key=&cat=GB&code=
※「Gemtrade LLC」はセントビンセント及びグレナディーン諸島金融庁のサイトにて以下の情報は確認できました。
【Registration】No1335
【BusinessType】LLC-Limited Liability Company

ご確認いただきましてありがとうございます。
ご認識のとおりとなっておりまして、
Gemtrade LLC は セントビンセント及びグレナディーン諸島金融庁 にて登録されております。
また、モーリシャスにつきましては、
系列会社名Lindholm Capital Ltdにてご検索いただきますと検出されるかと存じます。
グループ傘下のため記載させていただいております。
現在の「Lindholm Capital Ltd」は別法人ではあるものの、グループ傘下の系列会社という位置付けだろうです。ということは海外ユーザーがセーシェルへアカウント移行するに対し、日本ユーザーはそのままモーリシャスということのようです。
尚、本社がBitterzと同じセントビンセント及びグレナディーン諸島へ移ったことについても追加で質問してみました。

本社住所が本日から受け入れ開始のBitterzと同じSt. Vincent and the Grenadinesに変わってます。
合併したことに伴って本社住所を変更されたのでしょうか?

本社住所変更につきましてはBitterzの受け入れとは無関係となります。
Bitterz受け入れとは無関係だそうですw
本社移転の理由ははっきりとはわかりませんが、恐らく日本ユーザー向けサイトと海外ユーザー向けサイトの両方を運営する為にセントビンセント及びグレナディーン諸島の金融ライセンスが必要だったということではないでしょうか?
以上、GEMFOREXのサイトリニューアルに伴う金融ライセンスについて解説してきましたが、恐らく日本ユーザー向けのサービスが大きく変わるわけではなく、海外ユーザーのみセーシェルへアカウント移行することになるようです。海外ユーザーは入金ボーナス等のサービスの幅が広がるかもしれませんね。
今後のGEMFOREXのさらなる飛躍に期待したいと思います!
2023年6月1日(木)更新
GEMFOREXは2023年5月27日に「M&Aによる事業継承の協議開始」が発表された後、5月31日に一時的にサービス停止となりました。事業譲渡が予定通り8月1日で進めば、それ以降に事業継承金額を使って出金遅延分の全対応を完了させて取引再開するとのことです。順調にいけばいいのですが・・・
尚、GEMFOREXの一時サービス停止・規約違反者への対応厳格化・出金遅延に関しては下記の記事をご参考ください。



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