【GEMFOREX】ユーロドル（EURUSD）週足日足4時間足1時間足チャート分析　2021年1月28日　やはりもう暫くレンジでは？

ユーロドル4時間足でトレンドライン下抜けしてきたので記事書いておきたい・・・ところでドル円が週足以上でトレ転するかどうかの瀬戸際だったんで正直迷ったんですが、それも微妙なところでもあるので結局予定通りユーロドルでいきます。

ファンダメンタルズに関しての考え方について

まず、チャート分析に入る前に、つい先程ツイートしたことについて触れておきます。

あとここ最近ECBメンバーのユーロ高牽制発言がよくヘッドラインに出るようになりましたけど、私は長期足の方向性とチャートやローソク足の形の方を重視しています。

ファンダメンタルズありきで考えていたら再現性の高いトレードはできないと考えてます。

— gemforexlove@FX歴7年 (@gemforexlove) January 28, 2021

先週のECB金利発表の時の声明＆総裁ラガルドの会見を皮切りに、やたらとユーロ高牽制と思われるメンバー（最近だとクノット、レーン）の発言や、その手のニュースをよく見かけるようになりました。「米国経済の方が強いにもかかわらず、ドルが弱いことが疑問」だとする意見ですね。

マスコミ使って無理矢理ユーロ安ドル高で織り込ませようとしているのかはわかりませんが、少なくとも私はこういうニュースが出てるからユーロドルをショートするということは絶対にありません。というよりファンダメンタルズありきのトレードがそもそもありえないです。売りたい人が多かったら下がるわけではなく、同時に買いたい人がいるから売買が成立します。需要と供給のバランスで成り立っていて、しかも為替の市場規模はものすごく膨大ですし、弱小個人トレーダーの立場からではビッグプレーヤーの思惑なんて見えません。

よってテクニカルでトレードせざるを得ないと思っていますが、あやふやなファンダメンタルズに頼るよりも、テクニカルで規則性と再現性を重視したトレードの方が収益も安定しやすいのではないかと考えています。

最初から長々とすいません・・・

【GEMFOREX】ユーロドル（EURUSD）週足

週の途中で形決まってないんですが、大事なのでまずは週足からです。とは言っても環境認識としては何も変わらないんですけど、下のトレンドラインにタッチするまでにあと2～3週分のローソク足は必要かもしれない状況だと考えています。もちろん1.205より下へ抜けてくるようなら早くタッチすることになります。

また、どうなったら下目線に変えるかですが、下のトレンドラインをぶち抜いて大きめの陰線を作ってくることが最低条件ですね。ただ、200SMAが1.15辺りに控えてるのでここでは下げ止まる可能性が高く、再び1.2くらいまで戻して三尊作ってくるようなイメージです。とはいっても、トレンドライン下抜けしてきたらちょっと方向感が難しくなるのでやりにくそうではありますが・・・

【GEMFOREX】ユーロドル（EURUSD）日足

水色の下降チャネルを上抜けてから引き続き黄緑の上昇チャネル内で推移中ですね。昨日FOMCの前にラインタッチまできましたが、もしここを下抜けてきたら次のターゲットとして1.2が見えてくるのではないでしょうか？ただ、何度もこのブログで言ってきますが、私自身はこの黄緑のラインをそこまで重視しておらず、4時間足の方を中心に見ています。

【GEMFOREX】ユーロドル（EURUSD）4時間足

200SMAで上げ止まり、三尊の形を作って水色の下降チャネルを下抜けしたものの、今のところ1.205タッチで下髭陽線を作り、はらみ足を何本か作っている状況ですね。ちなみに、1.205というのは、1.16-1.234間の38.2%戻しですが、ローソク足の形からもここで底打ちの可能性はありうるかと思います。ただ、水色のトレンドラインを下抜けしたばかりの状況で、再び浮上するにはやはりレンジでパワーを溜める必要がありそうなのでちょっと時間かかりそうな気がしています。

もちろん1.2（もしくは週足20SMAの1.196辺り）くらいまで下に押すことも十分あると思ってますが、下値余地がそこまで期待できるわけでもなく、暫くは横方向に推移するのではないかでしょうか？

【GEMFOREX】ユーロドル（EURUSD）1時間足

水色のトレンドラインと200SMAのサポートも下にぶち抜き、サポートがレジスタンスに変わった値動きになりましたね。その後今日はここまでPivotがレジスタンスになった値動きになっていますが、このPivotレジスタンスが続くかどうかは微妙だと思っていて、Pivotを跨ぐような値動きになる気がしてます。要するにレンジ継続じゃないかと思っているということです。

Pivotレジスタンスから1.205割ってきて1.2まで下げる展開ももちろんありうるとは思いますが・・・

編集後記

ダウ先物がもうちょっと下に押すかもしれなかったり、ドル円が上に抜けるかもしれなかったり、ドル高になりそうな要素はあるんですけどね。ただ、あくまでユーロドルのチャートをベースに引き続き環境認識をしていきます。