【GEMFOREX】ユーロドル（EURUSD）月足週足チャート分析　2021年1月4日

こういうのを出すのか正直迷いましたが、年明けから出すことにします。ただし、あくまで私自身の所感に過ぎないということと、その後の相場次第では私自身が書いていることを覆してトレードしている可能性もあります。テクニカル分析の仕方もトレードの目的や方針も皆それぞれ違いますので、あくまで考え方の部分で参考になる部分があるようであればして頂ければ幸いです。

尚、FXを始めたばかりの初心者の方には少々難しい内容かもしれません。すいません・・・

【GEMFOREX】ユーロドル月足

私自身スイングトレードがメインなので、長期足の分析をとても重要視している為、まずは月足からです。

ご覧の通り、ユーロという通貨が誕生（1999年）してから下値を切り上げ＆高値切り下げの三角持ち合いになり、それが去年7月に上ブレイクしました。その後、上のトレンドラインがレジスタンスからサポートに変わってもう一段上にきているという状況です。2008年高値から12年分の売りの燃料が溜まっていることを考えると、かなり強い上昇トレンドが続く可能性があると考えています。

このチャートだけ見ると、直近高値（2018年2月）の1.255、200SMAの1.264辺りが意識されそうに見えますが、三角持ち合いを上抜けしてきて新しい展開になってきているのにつき、ここでトレンドラインを追加したいと思います。

新しく引いたトレンドラインはわかりやすいように色を変えています。強く意識された上下のトレンドラインは平行方向で同じ値幅分意識されることが多いので、一旦上記のように引いてみました。

スイングのロングをどこで利食いするかということを考えた場合、このチャートのパターン①②辺りを直近高値として今のところ想定しています。

月足だと見にくいので以下週足で細かく見ていきます。

【GEMFOREX】ユーロドル週足

直近高値パターン①

2018年1～3月に月足200SMA（当時1.25辺り）でレジスタンスされてから暫く下落トレンドでしたが、もう1回この辺で意識されて調整下げがくるのではないかというパターンです。

このチャートよりももっと早く上げてくるなら今の月足200SMA（1.264辺り）まで高値を切り上げてくるかもしれません。ただ、その場合でも上に引いた新しいトレンドラインには跳ね返されて調整下げがくるのではという想定です。

直近高値パターン②

新しく引いた2020年3月起点のトレンドラインに沿ってもっとゴリゴリ上げていき、1.3くらいまで上げるのではないかというパターンです。

2017年1月の安値起点の上昇チャネルを想定しています。2017年1月安値→2018年2月高値で2,200pipsくらい動いてますが、2020年3月安値（1.063）を起点にして同じくらいのボラティリティーが出て、それから調整から調整下げがくるのではという想定です。

その他のパターンは？

2020年3月安値（1.063）起点のトレンドラインを一度も下抜けせずにそのまま1.3より上にいくことも勿論ありうるでしょうし、為替の世界なんだってありうるでしょうw　そもそも事前にどれだけ予想したところで結局のところ机上の空論に過ぎませんので、都度軌道修正していくしかないです。

まああくまで個人的には話にはなりますけど、月足200SMAの上抜け期待でロングをホールドし続けるのは正直しんどいので、ここまできたら一旦全部利食いしたいですね。パターン②の1.3くらいまでゴリゴリ上げてきて、その後月足200SMAでサポートされる展開というのも十分ありうると思うんですが、そこまで期待するのはちょっと欲張りじゃないかなと・・・

編集後記

長期足のチャート分析を書いてみましたが、この手の記事は月1～2回くらいでしょうか？次はユーロドルの日足・4時間足・1時間足のチャート分析についてアップしていきますが、日足以下の分析はもう少し高い頻度で書いていきたいと思います。

また、ユーロドルの次はドル円の分析についても書いていきたいですが、結構手間もかかるので時間と相談してどうするか決めますw