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XMで新たに利用可能になった朝スキャEA「eagle blizzard XM」(イーグルブリザードエックスエム)のガチ検証を行っていきます!
ヒロ fx youtuberさんが今まで開発してきた中でも代表作の朝スキャEA「eagle blizzard」がGEMFOREX・CXCMarkets等に続き、この度XMでもユーザー向けに配布開始されましたが、業界最大手のXMでも高いパフォーマンスを発揮できるのかは気になるところですよね。
他blizzardシリーズとの違い・特徴・注意点・バックテスト&フォワードテストの結果とそれに対する分析まで解説していきます。
尚、ヒロさん開発EAの検証記事についてはこれまでいくつも公開しており、興味がある方は「EA・ミラートレード」カテゴリーからご覧頂ければと思いますが、GEMFOREXで取引可能な「eagle blizzard α/Σ」や「swallow blizzard」、CXCMarketsで取引可能な「eagle blizzard CXC/World CXC」に関しては下記よりご覧ください。
「eagle blizzard XM」とはどんなEA?他のblizzardシリーズとの違い・注意点は?【2023年3月13日更新】

「eagle blizzard XM」は他の「eagle blizzard」シリーズと同様、ボラティリティーの低いNYクローズ直後の日本時間早朝7時台(夏時間だと6時台)に5分足の逆張りスキャルをメインに行い、ナンピンなし&1ポジ完結型の朝スキャ型EAです。
基本的なロジックは他の「eagle blizzard」シリーズと殆ど同じだと思われ、「eagle blizzard」をXMで稼働させる為のEAです。
パラメーター設定比較:eagle blizzard CXC(Ver4.00)と殆ど同じ!【2023年3月13日更新】
以下「eagle blizzard CXC(Ver3.00)」「eagle blizzard CXC(Ver4.00)」「eagle blizzard XM」のパラメーター設定を並べて比較してみます。
上記ご覧の通り、「eagle blizzard XM」のパラメーター設定の項目は「eagle blizzard CXC(Ver4.00)」と全く同じです。
「eagle blizzard CXC」がVer3.00⇒Ver4.00へバージョンアップされたタイミングで、「eagle blizzard XM」も同様のバージョンアップが施されており、スプレッドの変動を一定期間計測する内部フィルターが導入されているようです。この内部フィルターはエントリーを絞って精度を上げるのが目的です。
また、この内部フィルターは重い(負荷が大きい)というデメリットもある為、CXCのVer4.00ではその分軽くする為に4段階のリスク設定(上記②)がなくなったのですが、「eagle blizzard XM」でも同様にこの項目はありません。あと買いと売りを別々に設定できたロットも一つの項目にまとめられており(上記①)、トレーリングストップ(初期値だと含み益が30pips以上になったら10pips逆行で決済の注文が入る)も含まれています。
尚、これもCXCのVer4.00と同様、夏時間・冬時間のエントリー時間・イグジット時間(上記③)が手動で変更できるようになっていますが、夏時間・冬時間の切り替えは内部ロジックで行われる為、毎回手動で設定変更する必要がありません(※)。
推奨通貨ペアは?
REALTRADEで約2年間のフォワードテストのパフォーマンスが掲載されていますが、取引された通貨ペアの割合がわかる円グラフ(Transaction ratio by Symbol)を見ると、以下13通貨ペアが主に取引されているようです(2023年3月10日現在)。

REALTRADEでは取引履歴(Trading Activity)も全て掲載されていますし、上記円グラフの中でも取引回数が多く、かつ取引履歴でもそれなりに成績のいい通貨ペアを選択しておくのが無難かと思いますが、ヒロさんのオフィシャルラインでは以下12個の通貨ペアが推奨とされています。
EURAUD,AUDNZD,AUDCAD,EURNZD,EURCAD,GBPAUD,GBPCAD,GBPNZD,EURCHF,GBPCHF,NZDCHF,NZDCAD
上記の円グラフにはあったEURGBPが推奨通貨ペアに含まれていませんが、過去の取引履歴を見る限りではあまりパフォーマンスが芳しくないようです。また、USDJPYは円グラフにも推奨通貨ペアにも含まれていないものの、取引履歴を見ると取引数がわりと多い部類に入るのですが、最近の相場だと結構ボラティリティーが大きい為、取引通貨ペアに加えるのかどうかは意見が分かれるかもしれませんね。
XMの全口座でレバレッジ制限&ボーナス利用停止になる可能性あり?
eagle blizzardをXMでIB配布可能になるまでにいろいろと紆余曲折があったようですが、今回「レバレッジ制限&ボーナス利用停止になる可能性」があるという条件付きで配布可能になったとのことです。
ヒロさんのフォワード口座は「レバレッジ100倍&ボーナス利用停止」に制限されているようですが、ユーザー毎に全口座の取引状況からどの程度制限されるのか判断される為、同じように制限されるとは限らないようです。
少ない通貨ペア&低ロットで稼働させていたらそもそも制限がかからない可能性もありうると思うのですが、ここで特にご注意すべきなのが、XMの全口座でレバレッジとボーナスの制限がかかるという点ですね。裁量や他のEAでXMの取引量が多い方(特にフルレバ系の方)の場合、「eagle blizzard XM」を稼働することで不利益を被る可能性がある為、本EAを稼働させる前にその点にはくれぐれもご注意ください。
朝スキャEAをフルレバで稼働させる方はそんなに多くないでしょうし、XMでボーナス付与できる額もGEMFOREXに比べたら少ないですし、「eagle blizzard XM」の稼働だけが目的ならレバレッジ100倍&ボーナスなしでも正直大して問題ないと思いますけどね。
まあとりあえず最初は「レバレッジ1,000倍&ボーナス受け取り希望」で口座開設しておいてもいい気がしますが、他の口座への影響を考慮するなら最初から本EAを稼働させる口座だけ「レバレッジ100倍&ボーナス受け取り希望しない」で開設しておくのも手かと思います。
XMはスプレッド・約定力で不利なのに朝スキャEAとの相性は良い?
2022年8~9月に海外FX業者5社(GEMFOREX・XM・Axiory・TitanFX・CXCMarkets)でスプレッドと約定力の比較検証を実施したところ、少なくとも検証期間中に関してはXMが一番不利だという結果(早朝時間で一番有利だったのがCXCMarkets)でした。
その為、そんなXMで朝スキャEAを稼働させて大丈夫なのかという懸念はあるのですが、少なくともREALTRADEに掲載されている「eagle blizzard XM」の過去2年間のフォワードテストのパフォーマンスは他の「eagle blizzard」シリーズと比べても遜色ないようです。
まあスプレッドも約定速度も、早朝時間の最大値・最小値の数値だけでは朝スキャEAとの相性の良さは測れないということなんでしょうねw 実際にフォワードテストしてみないと朝スキャEAはわからないですね・・・
「eagle blizzard XM」のバックテスト結果・分析

それでは、XMのMT4で「eagle blizzard XM」のバックテストをやっていきますが、REALTRADEの取引履歴の中でも一番取引数の多いAUDNZDで過去5年間分を1年毎に行います。
尚、ヒストリカルデータはFXDDからAUDNZD1分足のデータを取得してインポートしてます。

・ヒストリカルデータ:FXDDから取得
・取引通貨ペア:AUDNZD
・取引時間軸: 5分足
・初期証拠金:10,000ドル
・Lots:1ロット(10万通貨)
・パラメーター:初期値
・期間①:2018年1月1日~2022年12月31日
・期間②:2019年1月1日~2022年12月31日
・期間③:2020年1月1日~2022年12月31日
・期間④:2021年1月1日~2022年12月31日
・期間⑤:2022年1月1日~2022年12月31日
・スプレッド:3.5pips
※早朝時間はもっとスプレッドが広がりますが、あくまで参考値としてください。
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | |
---|---|---|---|---|---|
純益(ドル) | 9,000.12 | 4,526.21 | 8,948.46 | 6,606.59 | 10,091.96 |
プロフィットファクター | 5.46 | 4.05 | 14.52 | 11.82 | 14.62 |
損益レシオ | 0.55 | 0.56 | 1.07 | 0.56 | 0.78 |
最大ドローダウン | 3.30% | 2.23% | 2.28% | 1.32% | 1.89% |
総取引数 | 317 | 289 | 320 | 312 | 375 |
勝率 | 90.85% | 87.89% | 93.12% | 95.51% | 94.93% |
勝率9割前後、プロフィットファクター高め、損益レシオ低めの傾向は他のblizzardシリーズのEAと同じですね。
ちなみに、GEMFOREXだと0:00~0:09(MT4時間)がメンテナンスタイムでエントリー不可にも関わらず、バックテストではこの時間帯の取引が6~7割を占めてしまうという問題(EA側で0:00~0:09で特に制限をかけていない為)があったのですが、XMでも月曜日のみ取引開始が0:05~(※)なので、若干影響はあるかもですが、月曜日だけなので微々たるものかと思います。
※REALTRADEの取引履歴をご覧頂ければわかりますが、火~金は0:00~0:05でもエントリーされます。
まあとはいっても朝スキャEAのバックテストのパフォーマンスは正直大して当てになりませんので、次はフォワードテスト(REALTRADE)について見ていきます。
「eagle blizzard XM」のフォワードテスト結果・分析(REALTRADE)

次に、「eagle blizzard XM」のフォワードテストをリアル相場で行う前に、REALTRADEに掲載されているフォワードテストのパフォーマンスを見ていきたいと思います。
ご覧の通り約2年間のフォワードテストで、横ばいで停滞している時期もありますが、全般的には順調に右肩上がりになってますね。取引履歴を見るとロットを0.1⇒0.4⇒0.6⇒0.8と段階的に引き上げており、初期証拠金の約16.4万円から2年で約36.7万円の利益を上げており、利益率224.03%・プロフィットファクター1.82です。

次に、「Status」という項目を見ると、2年で総取引回数332回となってますが、同じくフォワードテストの期間が約2年の「eagle blizzard CXC」の822回(myfxbook参照)と比べると大分少ない印象ですね。これこそ前述していた早朝時間のスプレッド・約定力の差によるものだと思うのですが、取引回数の多さが必ずしもトータルのパフォーマンスに比例するわけでもないというのも面白い点ですよね。
また、勝率7割弱というのも思ってたより低いのですが、「eagle blizzard CXC」でも勝率7割台ですし、2年稼働させてプロフィットファクターが2近くあり、見たところそこまで大きなドローダウンもなく2年右肩上がりですので、トータルで見れば十分なパフォーマンスと言えるのではないかと思いますが・・・

ちなみに、「Breakdown of the number of transactions.」という項目を見ると、なぜか取引の約8割がショートに偏ってるようです。「eagle blizzard CXC」のショートは約3割(myfxbook参照)となってますが、なぜここまで大きな違いが出ているのかはわかりません。CXCの方が約定力が高い分、XMでエントリーできないロングをたくさん取引しているということでしょうか?

【随時更新】「eagle blizzard XM」のフォワードテスト結果・分析(リアル口座)

フォワードテスト前提条件
以下の条件で「eagle blizzard XM」のフォワードテストをXMのStandard口座で2023年3月9日から実施しています。
- XMのStandard口座で実施
- 取引通貨ペア(12通貨ペア):EURAUD,AUDNZD,AUDCAD,EURNZD,EURCAD,GBPAUD,GBPCAD,GBPNZD,EURCHF,GBPCHF,NZDCHF,NZDCAD
※前項の推奨通貨ペアをそのまま選定してます。 - Lots:0.15ロット(1.5万通貨)
※途中で変更する可能性あり。 - 初期証拠金:123,997円(現金100,000円+ボーナス23,997円)
- パラメーター:初期値
- VPS:お名前.comデスクトップクラウド
途中でレバレッジ制限&ボーナス利用停止になる可能性がありますが、その影響で多少証拠金が下がったとしてもロットはそのままでいく予定です。まあロットに関してはケースバイケースですが・・・
暫く稼働させてみて進展があればまた本記事で追記していく予定です。
以上、「eagle blizzard XM」や朝スキャEAの稼働に興味のある方にとっても少しでも本記事が参考になっていれば幸いです。
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