海外FXの取引手数料(Commision)は経費だけど確定申告で計上できない件を具体的に解説。二重申告は絶対ダメ!

MT4取引手数料(commision)は経費計上できるのか?(サムネ)

MT4(MT5)の取引手数料(Commision)が確定申告で経費計上できることをメリットとして勘違いで挙げているブログをよく見かけますが、経費の二重申告を助長しそうで怖いなと思って記事にしてみました。初心者の方は騙されないでください!別にこれ自体はメリットでも何でもありません。

GEMFOREXだとノースプレッド口座でも取引手数料は発生しないので特に気にすることでもないですが、例えばXMのマイクロ口座やAxioryのナノスプレッド口座などの他社ECN方式の口座だと取引手数料が別途発生します。それを確定申告の時に経費として計上していいのかどうかについて、この記事で具体的に解説していきます。



取引手数料(Commision)はMT4(MT5)の取引履歴のどこを指しているのか?

GEMFOREXクエスチョン

いきなり取引手数料だとか言われてもピンとこないかもしれないので、まずは下記MT4の取引履歴をご覧ください。下記はAxioryのナノスプレッド口座の取引履歴です。
※MT4画面ターミナルの「口座履歴」タブ内で右クリックし、「期間のカスタム設定(P)」で抽出したい期間を設定後、「詳細レポートの保存(D)」から出力できます。

MT4取引手数料(commision)は経費計上できるのか?

赤枠で囲った「Commission」の列が全部マイナスになっているのが見てわかるかと思いますが、ここがいわゆる取引手数料です。

GEMFOREXで言うところのオールインワン口座のような一般口座では取引手数料は発生しませんが、上記ナノスプレッド口座(GEMFOREXで言うところのノースプレッド口座に相当)ではスプレッドが極狭の代わりに発生する仕組みになっています。

この取引手数料が必要経費として計上できるのがメリットだと書いてしまってるブログが多い・・・というのが今回問題視している点になります。

海外FXの取引手数料(Commision)を確定申告で経費計上する行為自体は問題なし!

OK

え、何矛盾したこと言ってるの?って思うかもしれませんが、取引手数料を必要経費と見なすこと自体は問題ないですし、実際に確定申告で経費として計上すること自体も特に問題ないです。

実際に確定申告する際に経費とする場合、「支払手数料」という勘定科目を使えばOKです。

で、ここで何が問題なのかというと、MT4の取引履歴に記載の取引手数料(Commision)をわざわざ経費として計上したところで、手間がかかるだけで全く節税にはならないということです。



海外FXの取引手数料(Commision)を確定申告で経費計上して二重申告しないよう気を付けましょう!

焦って否定する看護師

ここで、もう一度MT4の取引履歴をよくご覧頂きたいです。

MT4取引手数料(commision)は経費計上できるのか?2

確定申告では、緑枠の合計金額(Closed P/L)だけ気にしておけば基本的には問題ないです。

Closed P/L = Commision(取引手数料) + Taxes(税金・上記では0円) + Swap(スワップポイント) + Profit(トレード損益)

となっており、取引手数料のマイナスが合計金額に含まれています。取引手数料を経費として計上する場合、Closed P/LからCommisionを除いた金額を収入として計上する必要があります。わざわざ分けて申告したところで、課税される所得金額の合計は変わりませんので、当然支払う税金も1円も安くなりません。つまり、無駄に手間がかかるだけで意味がないということです。

尚、Closed P/Lを収入として計上して、さらにCommisionを別途経費として計上すると、経費の二重申告になってしまいますのでくれぐれもご注意ください。

よく税理士のサイトとかでのFXの手数料はスプレッド以外は経費にできると書いてあるから、多分それを見て取引手数料を経費にできるのがメリット!と書いてしまってると思われる勘違いブログをよく見かけますが、ちゃんと海外FXの収益を確定申告したことあるのであればおかしなこと言ってることに気付くはずなんですけど、残念ながら知識も経験もないからググって出てきたことをそのまま載せてるだけなんでしょうね・・・

ここでの経費の二重申告が問題ないならそりゃ大きなメリットですけど、実際にはかかってない経費を捏造してることになるので、冷静に考えればいいはずがないですよね?知らず知らずのうちに二重申告になっていないかどうか、くれぐれもお気をつけください。

ちなみに、私自身の確定申告の経験談についても別途記事で書いてますので、興味がある方は下記よりご覧ください。

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